【卒アルさんに聞きました!】お酒を飲まないデメリットってあるの?

近年では20代の若者を中心に、お酒を飲めるけど飲まない人が増えています。

お酒を止めると「健康になった」「お金が節約できた」などメリットがたくさんあると言われています。では、お酒を飲まないと発生するデメリットはあるのでしょうか?

今回は、卒アルさんに聞いたお酒を飲まないデメリットを紹介します。

健康のためにお酒をやめたらメリットだけじゃない?

長くお酒を飲んでいる人や飲酒量が多い人が断酒(禁酒)をすると、メリットだけでなくデメリットが発生する場合がある、と言う意見があります。

どんなデメリットがあるのか、卒アルさんに聞いてみました♪

お酒を止めることによって発生するデメリット

卒アルさんによると、お酒を飲まないことによるデメリットには次のようなことがありました。

●お酒に弱くなった

長く飲み続けたり、飲酒する量が多かったりすると、お酒に強くなります。

ですので、お酒を止めると逆にお酒が弱くなります。

●眠れなくなる

「寝酒」という言葉があるように、寝る前にお酒を飲むとそのまま寝てしまいやすいので、睡眠導入剤代わりに使用している人もみられました。

お酒を飲まなくなると、睡眠導入剤としての効果がなくなるので眠れなくなった、という声が聞かれました。

●手持ち無沙汰

お酒を飲むと気持ちが良くなり、何もしなくても時間がたってくれます。

お酒をやめると飲酒に使っていた時間が空き、することがなくなります。

●飲み会に行かなくなる

飲み会に行かなくなるので友達が減ったり、仕事のつきあいができなくなったりして困ってしまいます。

●ストレスが発散されない

お酒を飲んでパーッと騒ぎ、嫌なことは忘れてストレスを解消していたので、ストレスが発散されなくなります。

お酒を飲まないデメリットって結構多く、しかも実際に困ることが多いですね。これでは、お酒を止めるのって難しそうに思えますよね…

結果的に断酒のデメリットはない

長期間お酒を飲んでいた人がお酒を止めると、確かに上記のようなデメリットを感じます。

ですが、実はこれらのデメリットは一時的なもので、断酒を続けると結果的にはデメリットはなくなります。

どういうことなのか、詳しく解説しますね!

お酒に弱くなった

なぜ、お酒は飲み続けると強くなるのかについては、医学的にはまだはっきりとは証明されていません。

ですが、肝臓のアルコールに対する分解作用が飲み続けることによって活発になるためではないか、と言われています。

この分解作用はすべての人に起こるわけではないので、鍛えてもあまり強くならない人やどんどんお酒に強くなる人など、個人差が発生する、と考えられています。

ですので、断酒でお酒が弱くなってもまた続けて飲むと強くなる可能性が高いのです。

でも、もうお酒を飲まないのなら、お酒が弱くなってもかまいませんよね?

また、肝臓もアルコールを分解するのに使う力を他の力に使うことができるので、やっぱりメリットの方が高いと言えるのではないでしょうか?

眠れなくなる

お酒を飲んで酔って寝落ちするのは、実は睡眠ではなく「気絶」や「昏睡」に近いものがあります。

寝付きはいいのですが、身体が活動中に活発に働く交感神経が優位になってしまうため、夜中に目が覚めやすくなります。

利尿作用もあるので夜中にトイレに起きなければならないこともありますよね。

肝臓もアルコールを分解するためにフル活動しなければならないので眠っていても身体は十分に回復できません。

お酒を止めると以上の悪影響がなくなるため、しばらくすると
ぐっすりと質の良い睡眠が取れ、朝もすっきりと目覚めることができるようになる、と言われています。

手持ち無沙汰

お酒を止めると、飲酒に費やしていた時間がぽっかりと空きます。はじめは手持ち無沙汰に感じるかもしれませんが、断酒が続いて体調が良くなってくると、やる気もわいてきます。

身体を動かしてもいいですし、読書や趣味に打ち込んでもいいですよね。お酒を飲むよりも有意義な時間を過ごせるようになりますよ♪

飲み会に行かなくなる

お酒を飲まなくなると、お酒に誘われなくなり友達が減ってしまうのでは・・と不安になる人は多いようです。

ですが、飲み会に行くことでしか続かない友達は、そもそも本当に気が合う友達ではなかった、ということではないでしょうか?

お酒を飲まなくても一緒に楽しい時間を過ごせるのが、本当の友達と言えます。

また、仕事で飲み会に行かなくてはならないため、お酒が飲めることは必要条件だと思っている人も多いようです。

ですが、近年では見た目がお酒そっくりなノンアルコールドリンクが増えてきているので、お酒を飲めずに一人浮いてしまう可能性は低くなっています。

また、「運転手として参加している」と主張すると、かえって重宝がられることもあるようですよ★

ストレスが発散されない

お酒を飲むことでしか発散できないストレスを抱えているのなら、ストレスを根本的に軽減する方法を考える必要があります。

いつまでもお酒に頼っていると、健康を害するリスクが高くなったりお酒の量が増えたり、とマイナスにしかなりません。ストレス耐性も低くなってしまいます。

ストレスは、ジョギングやランニング、その他のスポーツをしたり、友達とディスカッションしたりすることでも解消できます。

お酒を止めてできた時間に、趣味や自分が楽しいと思うことをしてストレス発散をすれば、時間を有意義に使うことができます☆

飲むも飲まないも自由

お酒は嗜好品なので、基本的には飲むも飲まないも自由です。

ですが、近年の研究ではお酒は少量でも健康には良くないことが判明したため、健康への害を考えるのならお酒は飲まない方が良い、という結果がでています。

健康診断で医師に指摘されたり、体調不良を感じたりして健康に不安を覚え、禁酒する人も増えています。

最近では、ノンアルコールドリンク※が増えてきて、アルコールなしでもお酒のテイストを楽しめたり、雰囲気を味わうことができたりするようになってきました。

ですので、友達に誘われたり、結婚式や宴会などでお酒のある席に出席しなければならなかったりする場合でも、これまでのように一人ウーロン茶で寂しい思いをすることもありません。

ストレス発散の効果を期待したい人は、スポーツや趣味、友達との時間、旅行など、お酒以外の楽しみに夢中になるのもいいのではないでしょうか?

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