新しいお酒「ぷくぷく醸造のホップワインどぶろく」が登場

新しい日本酒を造る

2023年7月31日、株式会社ぷくぷく醸造は「ぷくぷく醸造のホップワインどぶろく」を発売しました。

南相馬市で産声を上げた同社はファントムブルワリーであり、「異文化との境界線を溶かした日本酒」というコンセプトの基に、クラフトビールの技術を組み込んだ日本酒造りなどを行っています。

日本において、酒造りは2000年以上の歴史があると言われています。長い歴史の中、職人の手によって培われてきた技術をベースに、かつて多様で自由であったどぶろく文化に着目し、ワインやクラフトビール、ジンなどの醸造技術を日本酒と融合させています。

桃のような香りが特徴的

今回発売したぷくぷく醸造のホップワインどぶろくは、栃木県に位置する「ココ・ファーム・ワイナリー」の、赤ワインの搾りかすを米と一緒に発酵させたもの。福島県で栽培された無農薬栽培米が主原料で、ホップも少し使っています。

赤ワインの醸造では、ぶどうの種や皮は発酵後に絞られるとその役目を終えます。同社はその搾りかすを使い、米と一緒に再度発酵させることで、米だけでは醸し出すことができない、香りや深みを表現することに挑戦しました。

今回使っている搾りかすは、ココファームの自社畑で栽培されたマスカット・ベーリーAのものです。

このどぶろくは、目が覚めるような酸味があり、その中に複雑な深みが感じられるどぶろくで、桃のような香りが特徴的です。

精米歩合は90％で、アルコール度数は8％。開栓時は注意が必要で、中身が吹き出さないようゆっくりと開栓し、もう一度蓋を閉めてゆっくりと混ぜてから、再び開栓します。

同商品は、福島県内の酒販店、東京 GINZA SIXのIMADEYAなどで入手可能です。

（画像はプレスリリースより）

▼外部リンク

株式会社ぷくぷく醸造　プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp